1. Sao Paulo (2005.12.21-25)

サンフランシスコからアトランタ経由で15時間。サンパウロに着いたとたん夏になった。
サンパウロには新興都市の勢いがあった。
サンパウロではアメリカでのクラスメイトのフェルナンドとその家族が面倒を見てくれた。本当に良くしてもらった。快適な部屋と最高なガイドとパーティ。ありがとう!

15 hours from San Francisco. Transfer at Atlanta. I skipped from the winter to the summer.
San Paulo is a huge city and I felt a liveliness of "young" city.
A classmate, Fernando and his family took care of me. Really comfortable room, best guide and parties. Muito obrigado!

- Liberdade

サンパウロのリベルダーヂは日系人街。地下鉄の駅の前に超日本的な街が広がる。今までL.A.やサンフランシスコの日系人街を見てきたが、ここの方が圧倒的に日本に似ていて、ここが東京の一角だと言われたら頷いてしまいそう。葛飾区リベルダーヂみたいな感じ。地球の真裏にこんなパラレルワールドがあるというのはすごく不思議だ。新しい感覚だった。
ここには日系人博物館があって、20世紀初頭から中盤にかけての日本からの移民の歴史関する詳細な展示があった。

Liberdade area in San Paulo is a Japanese town. It is a lot more Japanese than Little Tokyo in L.A. and Japantown in San Francisco, as if it is a part of Tokyo.

- Centro

フェルナンドの弟で写真家のフィリピに連れられて歩いたセントロは、人が溢れる庶民的なところだった。適度に古い(1930-50年築か?)超かっこいいビルが立ち並んでいた。なんと言うか、街中アキハバラデパートみたいで、サンパウロには地震がないものだから、かなり強気な造りをしていて、なんというか、独特な感情が喚起される。
人でごったがえす坂を降りると市場があり、ブラジルの食べ物が豊富に並んでいた。その先の旅で、バイーアやもっと北で食べるものが楽しみになった。旅の始まりの盛り上がり。

Centro is really packed and lively place. Buildings are not so old but not as new as those in Tokyo. May be they are build during 1930-50. Hilly city covered with such building is a kind of unique landscape.

- Vila Madalena

中心街から少し西に外れた学生街ヴィラ・マダレナはなんというか小さくまとまったかわいい、吉祥寺のようなところで、東京以外でこんなところを見るのは初めてだった。かわいい洋服屋や、清潔でおしゃれなカフェや、リーズナブルなレストランや、いい音楽が聴けるところがあるみたいだった。安過ぎず、高過ぎず、健全だけどちょっとボヘミアンな市民の文化があるように感じた。もっとも数百万のファベーラ(スラム)住民を抱えるサンパウロでは、ここで楽しんでいる人たちは上流に属するのかもしれないが。
フェイジョアーダ(豚と豆の煮込み)を食べに行った。豚骨ラーメンの味がして美味しかった。フィリピがグラフィティ通りを案内してくれた。

- Going out

フィリピが友達の家に飲みに行くのに付いて行った。彼が運転しながらビールを飲んでいたので、びっくりしたけど、「ブラジルでは普通だよ」と言っていた。友達の家は高級マンションだけど、ファベーラに隣接していた。ベランダからファベーラが見えた。マンションとファベーラは全くといっていいほど違う世界だった。終戦直後とバブル期ぐらい違った。ファベーラを眺めながらビールを飲んでいたら、パンパンいう音が聞こえてきて、おびえながら「銃声?」って聴いたら、「花火。」との答えだったので安心した。
次の夜はクラブに連れて行ってもらった。妹のフラビアとその友達も合流した。ガソリンスタンドでビールをがっつり飲んで準備して、車でクラブへ向かった。DJとバンドが半々ぐらいで、ドラムセットではなくて、ドラムを分担しているバンドは超熱くて、超かっこよかった。バキバキのサンバとフォホーをやってた。みんな踊ってて、それはもうきれいだった。ブラジルの音楽の充実っぷりに感嘆した。

- Aracoiaba

クリスマスは、サンパウロから90キロのアラッソイアーバにあるもう一つの家で、フェルナンドの家族と過ごすことになった。雑誌でしか見たことのないような家で、庭にプールがあった。人との距離の取り方が微妙な犬がいた。
昼からビールとシュハスコをマンチして、プールで泳いで、フルーツ食べて、夜にスペシャルディナーを食べた。いくつかテーブルがあったりして、しゃべって、移動して、べつのテーブルでしゃべって、飲んで、食べて、蚊と戦って、泳いで、また飲んでしゃべる生活はいいなあ。フェルナンドの家族はみんなフレンドリーで、かなりリラックス出来た。

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