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Mexico-2003 page3 (Cancun & Isla Mujeres) |
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July 06, 2003 - Centro, Cancun
最悪な小飛行機に乗ってカンクンについたら雨。がっくりきた。高地のシウダーメヒコと違ってむちゃくちゃ蒸し暑い。このへんから少し5人旅がつらくなってくる。トイレひとつでも5倍時間がかかるから時は金なり的貧乏性のぼくはあせったりしてた。一人旅だと寂しくて死にそうになるのに(ウサギby酒井法子)みんな一緒だとそれはそれで...。心はわがままだ。
カンクンには高級リゾートの”ホテルゾーン”と普通の街の”セントロ”があり、ぼくらは経済力の関係からセントロに直行する。セントロは海から遠く全然リゾートじゃない。ただの街。その日はまだ選挙のため酒を堂々と飲めなかった。ボラーチョになってテキーラテキーラ言うためにメヒコにきてるのに飲めないことが結構ストレスになる。でもレストランでは酒っぽくない見かけのものは出せるということでピニャコラーダが出た。(ココナツとかパインの入った甘い酒)これがまたまじですげーうまい!感動。ピニャコラーダ!隣では西洋人女性が泥酔して新歓コンパの1年生みたいにだらしなく酔ってた。西洋人があんなになるのはじめてみた。しかもきいたらアムステルダム人らしい。あのチャリを死にそうな顔でこぎ、機械のようにガチガチに堅実な(ぼくの偏見)アムス人が!?しかもついつい「マリワーナ!」とか「飾り窓!(性の館)」とか騒いでムッとされる。
旅立ちの前にメキシコでは絶対腹こわすときいていたが、おれの腹は鋼鉄の腹だぜバーカとか思っていた。しかしカンクンに来たあたりからどうも雲行きがおかしい。どう考えてもグルグルいってるし、痛い。きたか...。しかも5人みんなきてる。これには旅の終わりまで悩まされることになる。
次の日は7時に起きれた。散歩した。日本人でカンクンの市場にネットカフェを開いている人に会った。すごいと思った。カラフルにペイントされている建物が多かった。「うちは3代タコス屋です」という感じの親子から水を買った。(下の写真)人は相変わらず純朴で優しい気がした。はやく島に行きたいと思った。
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July 07, 2003 - Hotel Zone 17km, Cancun
ES(やっぱりシティで飲んだ怪しい生ジュースがキマったと思った)とイプーがシックのため、野郎3人でRuta(Route) 1のバスで海へ行く。この海と太陽と砂を見た時、ぼくの頭の中でいろいろなものが崩壊していくのがわかった。まるで「不思議の海のナディア(アニメ・エヴァと同じ作者)」のラスト近く、ガーゴイルという悪の親玉が”アトランティス人”(なぜか宇宙人)しか触れられない光に触れて塩になって崩壊していく時のように、(ソーリーフォーオタク)頭の中で世界を規定していたものが崩壊した。「死んだ..」と呟いた。それぐらいきれい過ぎる海だった。
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July 07, 2003 - Hotel Zone 17km, Cancun
イグアナ御殿。海の近くに小さな(ショボイ)マヤ遺跡があったので行ってみたところ、観光客は僕らだけ。ひまそうな管理人みたいな奴と話していると「イグアナがいるから見てみろ」と。よく見てみると大量に発見!びっくりしていると「俺がトルティージャをあげてるから集まってきてる」と。まじっすか?トルティージャっすか?トルティージャをくれたので僕らもあげてみたら普通に食ってました。イグアナが。やる気無し格付けAA+でした。
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July 07, 2003 - Centro, Cancun
なんの仕事をしてるかわからん店員。僕のこと「チノ、チノ(中国人)」と馬鹿にしたような口調でからかってきたので絡んでみた。ムカつくので自民党から学んだほめ殺し戦術を用い、ボニータ!(綺麗だなあ!)とおもってもないことを連発したら少し嬉しそうだった。働け!
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July 08, 2003 - Praia Norte, Isla Mujeres
イスラ・ムヘーレス!「イスラ」は訳すと島、「ムヘーレス」は女。女島!すばらしい名前ですね。蜷川実花の写真集「Baby Blue Sky」を見て以来すっと憧れれた場所で、まさか実際に来れるとは思っていなかったのでほんとに嬉しかった。
カンクンのはずれから船に乗り40分。ぜひ島に着く感動を味わわせて頂きたかったのですが、僕のお腹が少々逝ってしまわれており、船の振動により最悪の事態が起こることを避けるため一瞬も気を休める間がなく、遺憾ながら険しい危機管理顔で今か今かと船が島に到着するのを待っていることしかできずにおりました。島に着くなりBダッシュでバーニョ(トイレ)に向かい、なんとか不測の事態だけは避けることができたのは皆様のお陰かと存じ上げております。
バーニョから「ゴメン、ゴメーン」とさわかやにもどると、皆がホテルの客引きのオヤジにつかまっているし結構乗り気になってる!トルコやタイでの心の傷から声をかけてくるやつはロクなやつじゃないという考えのぼくは、「だめだよみんな!そいつは敵だよ!Enemyだ!」と心の中で叫ぶが、流れに流されついていくことになった。しかし行ってみるとすばらしすぎるロケーションと設備!島の1等地プラヤノルテにあり、砂浜にバーのあるプライベートビーチ付き、プール付き、ハンモック付き、2LDK!天国かも。で1泊1人300ペソ(JPY3,300)ぐらい。メキシコでは高いけどノリでOK。で、成約したところでオヤジは多額の金を要求してくると思い、「さて、荷物運んだだけで500ペソか?それとも500米ドルか?カモン詐欺師野郎」と身構えるが、オヤジから料金のオファーはなし。あれ?で、少額のチップをあげるとカウンターオファーがない。あれ?いいの?拍子抜けした。安いじゃん?僕らにとっておトクじゃない?オヤジは普通にアミーゴとか言って去っていった。無欲ですねおとうさん....。疑ってかかるぼくを自責。
ちなみにオヤジのシャツにはWill carry luggage for tipsと書いてあった。そのまま過ぎますね。それで、彼の名はミスター・ウィルキャリーラゲジフォーチップスと呼ぶことにした。
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July 08, 2003 - Isla Mujeres
ESを撮るふりをして、多量のお肉を保有していらっしゃる方を激写。(上)
ガキは世界中どこでもゲームボーイなんだなあ....。(下)
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To Mexico 4 |
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